県職員から一念発起、
脱サラして京都の地ビール工場で一年半の修行後、1.3億をも投資して地ビール作りに情熱を注いだ奈良醸造創業者の心意気に惚れて注目しておりました。卸売専門だったのですが、昨年11月にここのビールを飲ませてくれるタップルームがオープンしたということで、電車とバスを乗り継いで19日に大和郡山まで行って来ました。
近鉄大和郡山駅からイオンモール行きバスで6〜7分、終点から歩いて3分位のところにあります。
帰りは歩いたのですが駅まで40分くらいでした。
ビールだけを提供し、アテは持ち込みという潔さ。
隣接するイオンモールで惣菜を買って入店。
惣菜は計り売りで722円でした。
ビールはどれも個性や特徴が際立っていて、しかもメチャクチャ美味しい‼️
箕面や道頓堀の地ビールはそれなりに美味しいですが、個人的には明らかに個性というかパンチ不足で物足りなさを感じておりました。
なので、これまで地ビールには触手があまり動かなかったのですが、ここのビールは衝撃的。
一気に虜になりました。
先日紹介のハワイアンビールに続き、美味しいビールとご縁があった一週間でした。
料金は小グラス500円 大グラス700円 持ち帰り用缶封入750円です。
当日のビールは五種類用意されておりました。
最初は一番ストロングなSINPLEXをオーダー。
こちらのふれこみは、
一種類の麦芽(Maris Otter)to一種類のホップ(Simcoe)のみを使用したアメリカンIPA。
ふくよかな麦芽の風味と何回にも分けて投入したホップから来る、柑橘を思わせるジューシーな味わいをお楽しみください。
ホップ由来の強めの苦みが良く効いてエッジがたった苦さ。でも後味は優しく全体的にはまろやかな印象。
苦みが強いのにまろやかな後味でインパクト大の個性的なビールです。
二杯目はSPICE OF LIFE
こちらのふれこみは、
シナモン、ジンジャー、ナツメグ、クローブの香りがアクセントとなったアンバーエールです。
デザートやスイーツとのペアリングもお楽しみいただけます。温度変化に伴い顔映画変わっていくのにも注目。
フルーティながらベルギービールのように甘過ぎず、シナモンやジンジャーがほのかに効いてる爽やかな味です。
どちらのビールも個性が際立ってよそでは決して味わうことのない、稀有で美味しいビールでした。
たった一度だけ、二種のビールを試しただけですが大ファンになってしまいました。
飲んだビールが二種類とも気に入ったので、お土産にその場で缶封入してもらって持ち帰りました。
自分の創業計画の話をすると有難いことに社長と営業部長が名刺交換して下さいました。
この美味しさならお客様も必ずご納得して下さる筈。
お店の尖りコンテンツになるでしょう。
帰り道、夕闇前の佐保川から見る奈良盆地の風景がとても綺麗でした。